Google Drive スプレッドシートアドオン「Google Analytics」を試してみた

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少し前になりますが、Google Driveのドキュメントおよびスプレッドシートのアドオン機能が公開されました。これにより簡単な設定で様々な機能をドキュメントおよびスプレッドシートに追加できるようになりました。

http://googledrive.blogspot.jp/2014/03/add-ons.html

スプレッドシートのアドオン機能を使用するには「新しいGoogleスプレッドシート」を使用する必要があります。

なお、スプレッドシートのアドオン機能は「新しいGoogleスプレッドシート」にのみ適用されるもので、過去に作成されたスプレッドシートを開いてもメニューに[アドオン]は表示されません。過去に作成したスプレッドシートの内容に対してアドオンの機能を利用したい場合は現状では新規スプレッドシートを作成した上で内容を全てコピーするしかなさそうです。

アドオンはドキュメントまたはスプレッドシートのメニューから[アドオン]から取得することができます。

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現時点では利用可能なアドオンはまだまだ少ないですが、今後有用なアドオンが追加されていくことが期待されます。

以下では現在公開されているアドオンの中からスプレッドシート用のアドオン「Google Analytics」を試してみましたので利用方法をご紹介します。

 

スプレッドシート用アドオン 「Google Analytics」

スプレッドシートからGoogle アナリティクスのデータを取得し、レポート作成するアドオンです。

準備

アドオンが未取得の場合はまずメニューからアドオンを入手します。

Googleドライブで新規スプレッドシートを作成し、メニューから[アドオン|アドオンを取得]を選択します。

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アドオンストアが開くので、一覧から[Google Analytics]を選択し、[無料]ボタンをクリックします。

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データアクセスに関する許可を求められるので、[承認する]をクリックします。

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以上で準備は完了です。

 

レポートの作成

スプレッドシートのメニューから[アドオン|Google Analytics|Create a New Report]を選択します。

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するとスプレッドシート右部に以下のような設定パネルが開きますので必要な設定を行います。まずアカウント、プロパティ(サイト)、ビューを選択します。Nameはレポートの名称なので任意の名前を入力してください。

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次にMetrics(指標)とDimension(軸)を選びます。通常のGoogleアナリティクスでは出来ない3つ以上のディメンションを設定することも可能ですが、やり過ぎると訳が分からなくなるので注意してください。上記例では国別/地域別のページビュー数を取得するような設定となっています。

MetricsとDimensionの設定は一覧から必要な項目を選択するだけなのですが、アドオン自体は日本語化されていないため全て英語で表記されています(当たり前ですが)。不慣れなうちはGoogleアナリティクスの日本語画面で必要な項目を確認しながら設定するのが良いかもしれません。

ここまでの設定が終わったら設定パネルの[Create Report]を選択します。設定内容に従ってReport Configurationシートが自動生成されます。

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先の設定画面にはなかった項目についてはこちらのシート上に直接記入します。

設定項目 必須 説明
Report Name レポートの名称です。レポート実行時にここで指定された名前のシートにデータが取得されます。指定された名前と同名のシート既に存在する場合はシートの内容が上書きされます。名前が指定されていないレポート設定はレポート実行時に実行対象となりません。
Type 設定可能な値は”core” または “mcf”でデフォルト値は “core”。Core Reporting API を使用するか Multi-Channel Funnels Reporting API を使用するかの設定。詳細についてはそれぞれのAPIのドキュメントを参照。
View (Profile) ID / ids
Googleアナリティクスのビュー(プロファイル)。
Start Date   データ取得の開始日。YYYY-MM-DDの形式で指定・・・となっているが値を入力するセルのデータ形式が日付であれば別の形式でもOK。日付以外にtoday, yesterday, およびNdaysAgo(Nは正の整数)が指定可能。
End Date   データ取得の終了日。書式はStartDateと同じ。
Last N Days N日前からレポート実行日の前日までのデータを取得する(Nは正の整数)。この値はStartDate, EndDateの設定よりも優先される。[Create a Report]からレポート設定を作成した場合、デフォルト値として7が設定される。
Metrics 取得するMetrics(指標)を設定。複数のMetricsを指定する場合は改行またはカンマ区切りで指定。設定可能な値については Dimensions and Metrics Explorer(for Core Reporting API)または Multi-Channel Funnels Reporting APIを参照。
Dimensions 取得するDimension(軸)を設定。複数のDimensionを指定する場合は改行またはカンマ区切りで指定。設定可能な値については Dimensions and Metrics Explorer(for Core Reporting API)または Multi-Channel Funnels Reporting APIを参照。
Sort ソートキーの設定。 DimensionsおよびMetricsに設定した項目の中から指定する。 項目名の先頭に – を付けると降順にソートされる。
Filters フィルターの設定。DimensionsおよびMetricsに設定した項目に対して取得する値を制限したい場合に使用する。
Segment セグメントの設定。DimensionsおよびMetricsに設定した項目以外にデータ取得に対して条件設定したい場合に使用。
Sampling Level サンプリングレベルの設定。設定可能な値は”DEFAULT”, “FASTER”, および “HIGHER_PRECISION”。詳細は sampling を参照。
Start Index データ取得を行うデータの開始位置。指定がない場合は先頭からデータ取得が行われる。
Max Results 最大データ取得件数。デフォルト値は1000。最大値は10000。
Spreadsheet URL レポート実行時の結果を書き込むスプレッドシートのURL。指定されたスプレッドシートに対する書き込み権限が必要。

設定項目の詳細については以下のURLで説明されています。

Google Analytics Spreadsheet Add-on: Configuration Parameter Reference

デフォルトでは直近7日間(7日前からレポート実行日の前日)のデータを取得する設定となります。期間を指定する場合はStart DateおよびEnd Dateを設定してください。なお、その際「Last N Days」の設定があるとそちらの設定が優先されてしまいますので、Start DateおよびEnd Dateを設定した場合は併せてReport Configurationシート7行目(Last N Days)のデータをヘッダーも含めて削除してください。その際行自体は削除しないでください。行を削除するとレポート実行に失敗します。

以下の例では特定のパスの国別/地域別ページビューを降順に表示するよう設定を加えてみました。

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レポートの実行

全ての設定が完了したらレポートを実行します。メニューの[アドオン|Google Analytics |Run Reports]を選択します。

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設定された内容に従い、Googleアナリティクスからデータが取得され、結果が表示されます。

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結果はNameに指定した名前のシートに作成されます。既に同名のシートがある場合はシートの内容が上書きされますので注意してください。

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なお、レポートは1つのスプレッドシート内に複数記述することも可能です。複数のレポート設定を行う場合は必要な数だけ[Create a New Report]を実行するか、または作成済みのReport Configurationシートに直接必要な設定を記述します。以下の例では3つのレポートを設定しています。

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実はこれまでこの手のレポート作成をいちいち手作業でやっていたので非常に面倒だったのですが、Google Analyticsアドオンにより一度設定しておけばいつでもレポート作成できるため、とっても便利です。まだ試してはいないのですが、Google Apps Scriptと組み合わせて自動的に定期実行するようなこともできるのではないでしょうか。

 

Google Drive スプレッドシートアドオン「Google Analytics」を試してみた」への1件のフィードバック

  1. ピンバック: 素人ながらにGoogle Analytics アドオンを設定してみた備忘録 | ほ〜らく奉行所

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